外国語するための国語のレッスン
- 作者: 三森ゆりか
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2003/09/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 三森ゆりか
- 出版社/メーカー: 白水社
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じゃあもとめられる言語能力ってなんなの?という問いに具体的に答えている本。
さらーと読んで、自分の義務教育時代を思い返したけど、思い当たる節はけっこうあった。そして、中学生のときにある国語教師と仲良くなれなかったことを思い出した。
欧米と日本の国語教育を比較しながら、日本の国語教育に欠如しているのは「テクストの分析と解釈・批評」のトレーニングであると著者は語る。日本の国語という科目は穴埋めもしくは選択問題といった指導者の解釈の押し付けという意味での道徳的な教育に偏り過ぎているそうだ。確かに「わび」や「さび」のようなある意味での「あいまいさ」が美徳とされる日本人には話題を整然と正確に伝達する能力は育ちにくいかなと想像しやすい。一方で、欧米型の文章の構造、プロット、文法等をシステマティックに分析するという教育スタイルは形式的だという批判もある。しかし、論理的な文章の読解能力が欠如した日本人は発話する時にも曖昧さが残り、幼い頃から繰り返しトレーニングを受けてきた海外の人と上手くコミュニケーションがとれないそうです。
科学や技術情報を扱う文章でも当然あいまいさは削ぎ落されるべきで、自分のような新米技術者は論理的かつ(英語/日本語問わず)正確にものごと伝える能力を高めていきたい。
今後の英語勉強法について少し考えた。
まず現状は
当然1年間は下積み的な仕事が多い。時間はある。
職場の英語レベルはそんなに高くないと思う。(帰国子女やTOEIC900点はちらほらいる。)
海外の方と接する機会は多いが、まだそういう仕事にアサインされているわけではないので英会話能力は急に必要ではない。
若手はまず英会話の能力よりもTOEICスコアが見られる(人事的に)。
つーことで
まず今年はTOEICスコアを上げることを、来年からは英会話スキルを上げることを目指しお勉強していくよ。
TOEICはこないだ研修ではじめて受けたんですが700点だった。年内に2回以上受験し、750~800点目指します。来年は800オーバーや。