The Last Lecture-Randy Pausch

最後の授業 DVD付き版 ぼくの命があるうちに

この夏カーネギーメロン大学（Carnegie Mellon University)のある一人の教授がバージニア州の自宅にて息を引き取った。専門はコンピュータサイエンスでヴァーチャルリアリティーとかに取り組んでいた方だそうだ。彼が最後の授業がYoutubeにアップされなければ、日本に住む自分をはじめ世界中の多くの人が彼の存在すら知らずに過ごしていただろう。この最後の授業は世界中の人々に視聴され、大きな反響を呼んだ。本じゃなくても動画でコアと成る部分は堪能できる。でも、今回はウェブの力ってすごいね、っていう話じゃない。

彼は冒頭で癌や家族、宗教やスピリチュアルな話はしないと言う。決してお涙頂戴系の話ではない。教授からは悲壮感は見て取れず、一見健康そのものだ。はじめに腕立てするしユーモアたっぷりに話す。

１、子供の頃の夢をどうやって実現させたか。
２、他人の夢の実現をどう手伝ったか。
３、そこから学んだ教訓

これらについて彼は話していくんだけど、この話の最後には素敵な「Head fake」があるので、額面通りに受け取らずに是非最後までみんなにみてほしい。

最後に心に残った言葉をひとつ

経験とは求めていたものが手に入らなかったときに手に入るもの